症例報告
「走り始めに膝の外側が痛い…」そんなお悩みが3回の施術で解決!【10代男性の改善事例】
1. 患者様プロフィール
お悩み:部活動の短距離走の練習時、スタートとカーブで左膝外側に痛みが出る。
年代・職業:10代男性・学生
来院のきっかけ:練習中に痛みを感じ、以前当院に通っていたため来院された。
2. 当院によるお身体の分析
左膝の状態:左膝外側(上顆部)に圧痛があり、約30°屈曲位で痛みが誘発されました。グラスピングテスト(腸脛靭帯炎のテスト法)陽性。膝のお皿の動きは正常で、水が溜まっている様子や半月板の損傷を疑う所見もなかった。
筋肉の状態:大腿筋膜張筋(太ももの前外側にある筋肉)がとても硬く、殿部の筋肉の代わりに過剰に働いているようでした。太もも外側の筋肉が張った状態でその結果、膝の外側につながっている「腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)」が強く引っ張られ走る際に摩擦が起きていたと考えられます。
3. 施術プランと経過
初回:初回は炎症を悪化させないように配慮しながら腸脛靭帯を強く引っ張っている大腿筋膜張筋と左殿部(中殿筋・大殿筋)中心に筋肉の緊張を取る目的で鍼治療を行いました。約10分間、軽く筋肉が動く程度の強さで通電しました。
2回目〜3回目:2回目の時点で練習時の痛みはかなり落ち着いていましたが、スタート時の違和感がまだ残っていました。殿部の深部の筋肉と大腿外側へ再度アプローチし、前回よりやや出力を上げ、心地よくリズムを感じる程度で約10分間通電しました。3回目の施術ではコンディションを整えるイメージで前回よりし刺激量を控えめにして、通電しました。
結果として、膝外側の圧痛は無くなり、全速力でも違和感なく走れる状態まで改善しました。
4. 施術費用
鍼灸治療:通常1回 3000円
5 リスク・副作用について
個人差はありますが、一時的に筋肉痛のような違和感が出る場合があります。また、一時的にだるさが出る場合があります。1~2日で解消されることがほとんどです
6. 鈴木 渓介(鍼灸師、按摩マッサージ指圧師)からのコメント
今回の痛みの原因は膝そのものではなく、股関節まわりの筋肉バランスの崩れにありました。お尻の筋肉がうまく使えず、大腿筋膜張筋が過剰に働いたことで腸脛靭帯が強く引っ張られていた状態です。膝だけを治療するのではなく、原因となっている筋肉へ的確にアプローチすることで、3回の施術で全力疾走が可能な状態まで改善しました。走り始めやカーブで膝外側が痛む場合は、早めのケアが重要です。我慢せずご相談ください。






























